きれいに縫う No14

 

手縫いでもミシンでも変わらないのは、真っすぐ縫うこと。

手縫いの場合は右から左へ 横に

ミシンの場合は手前から奥へ 縦に

二枚の布を合わせて、一枚の布に見立てて真っすぐに縫う。

基本通りに縫えれば、きれいに仕上がる。

 

 

曲線を縫う時も基本は同じ。

真っすぐに縫う線が曲がっているだけで、縫い方は変わらない。

直線に比べて針目を細かくすると、よりきれいに縫える。

あと、布に対して針を直角に入れること。糸が直角に入れば

二枚の布は、丈夫にしっかり縫えて一枚の布に近くなる。

 

 

ミシンなら、それが簡単にできるのだ。

 

布を平らにおいて、縫いたい場所に直角に針を落とすだけ。

押さえの下には布を送る歯が付いていて、真っすぐに布を送ってくれる。

曲がらないようにするには、布送りをミシンに任せる方がいい。

布が平らになるように手を添えるだけで、勝手に真っすぐ縫ってくれる。

曲線は、2~3針縫って少し曲げるのを繰り返すときれいに縫える。

 

 

最近のミシンは、本当に性能が良くていい子だなと思う。

時々、なんでか機嫌の悪い時のあるけれど、大概はいい子。

ゴリゴリって変な音がして、「あ、ごめん!」って謝る時は、

設定を間違ってたり、糸のかけ方が悪かったり、私が悪いことをしている。

自分の間違いに気づけるようになるまでに少し時間かかったかな。

 

 

手で縫っていたのを機械で縫うようになったのがミシンだから、

基本は同じなんだよなー。

 

自分の手も思った通りに動かせるようになるには時間かかったし。

真っすぐに。直角に。

言葉なら一言で済んでしまうことだけど。

どれだけ時間をかけても、基本通りにするのは難しい。

 

 

きれいに縫うのは難しい。

 

 

 

 


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