- 2018年07月14日
- こまブログ
2日目。今日も暑い日が続いています。
とりあえず、少しの時間パソコンに向かおうと思いました。
何かを始め用途した時、「初めてやる」事は避けられません。
やってみようかな、の気持ちの前に立ちはだかるのは、どうせ無理。
この壁は、結構高い。
難しそう…面倒くさい…わからん事多いし… …やめとこ。ってなる。
この気持ちを乗り越える方法は、ただ一つ。
「ごちゃごちゃ考えんと、やる!!!」
和裁所に入ると、基礎縫いを習います。
針と糸を使ってひたすら真っ直ぐに縫います。(運針”うんしん”と言います)。
私のいた和裁所で一人前に着物を縫うには、1mを約3分程が標準でした。
習い始めは、横にいた先輩方の速さを見て、「無理!」と凹みました。
そんな時、言われました。
「考えんと、手を動かしな。」
結局、何をするにしても動いてなければ始まらない。
こーして、あーして、…と考えて止まっている時間は何も変わらない。
一番いいのは、動きながら考えて微調整すること。
動けなくなりそうな時は、動ける事から取りかかればいい。
出来ない事よりも、出来そうな事をやる。
とりあえずやってみると簡単にできたり、失敗したりする。
その発見が、次にやるときの糧になって、少しずつ、本当に少しずつ出来るようになる。
私の場合、運針のテストに合格したのは半年後。
3年経った時、上位の見本に選ばれて嬉しかったのを覚えている。
「技術を身につける」って言葉はかんたんだけど、実際は難しい。
それは、どんな事柄に置き換えても同じ。
そんなことを考えながら、今日もパソコンに向かっています。