No191 服が変わる時
- 2019年03月08日
- こまブログ
服は第二の皮膚だという人もいる。
服装は、着ている人の心の内を反映する部分もある。
いつも着ているものを変えると少し気分が変わるように
服が変わる時は内面的な何かに通じている時だと思う。
就職活動を始めた学生を見ると、ぎこちなさが目立つ。
服だけが新品でその中の人が見えなくてしっくりこない。
人の目を気にしているのか、臆病にも見える。
特に若い人。
スーツを着たなら背筋を伸ばしてしっかり立ってみて。
その姿勢を維持するには少し訓練が必要かもね。
…若い頃、よくそう言われた。
最近のスーツを見ていると、時代が変わったように思う。
布地は柔らかくて軽い。
動きやすいように、ほど良く作られている。
体型によるサイズ違いは種類が増えた。
販売する人のスキルによるところがあるけど、
姿勢の良しあしでなく、着るだけでスーツが自然体に映える。
和服のように、服に人が合わせる時代は終わった。
洋服になって、個人が服を選ぶようになった。
今までは、種類が少なく選べなかったけど。
時代が進んだ今、きちんと選べる人はそれなりの格好になれる。
これからは、自分の服を選ぶ基準を持っている人が選ばれる。
自分の選ぶ服が、自分だけの個性だとも考えられる。
服は自分を内面を写す鏡の一つだとしたら。
今日どんな服を選ぶかで人生が変わるかもしれない。