No223 糸のこと

お直しの仕事で欠かせない糸。

とにかく、バリエーションは豊か。

 

まず、色。同じ糸の種類で約300色以上ある。

色には番号が付いていて、色番号はメーカーによって違う。

同じ糸を追加購入したい時は、色番号とメーカーを指定するとよい。

素材によって光の具合によって見え方が変わる。

ぴったり同じ色の糸は、無いに等しい。

表面に出る糸でなければ、似たような色であれば十分。

色に迷ったときはケンカをしない色を選ぶと無難。

 

何かを縫いたいと思った時。

手で縫う時は手縫い糸。

ミシンで縫う時はミシン糸を使う。

手で縫う時にミシン糸を使うと糸が割れて縫いにくい。

また、手縫い糸をミシンで使うと糸のしまりが弱くなる。

 

原因は糸を作る工程でねじってある方向(撚り)が逆だから。

…って、難しいことは抜きにすると。

糸は手縫いをしやすいように、ミシンで縫いやすいように作られている。

そうは言っても、違いは微々たるもの。

ほんの少し縫うくらいなら、たいして気にならない。

たくさん縫う時は選ぶ方が途中でストレスなく縫える。

 

本来、裁縫は難しくない。

乱暴に言うなら、服は布をつなぎ合わせているだけ。

針と糸さえあれば、作れる物なのだ。

体に合わせたいとか、人にきれいに見せたいとか。

こだわりを突き詰めると難しくなってしまう。

 

糸の基本さえ外れなければ。

もっと自由に糸を使えるのかもしれない。


  • こまブログ カテゴリー